先日、【 ギブソン 】の修理を依頼されたお客様から
再度、別の「ギターケース」の修理依頼を受けました。
修理箇所はこちら。
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- 「 持ち手 」は
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- 既製品に交換
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- ガタつき 補強
「既製品の持ち手 交換」は、過去に経験してるので大丈夫として。
問題は、手カンのガタつきですね。
まずは、どの様に取り付けられてるか、内装を慎重に剥がして確認します。
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- 隙間を見つけ
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- 丸ギリを入れ
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- 無理なく剥がしていきます
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- 手カンの裏側
嫌な予感はしてましたが、手カンの裏に補強は無く、ケースに直接付けてありました。
ツメが板にめり込んでるのを見ると ガタつき の原因は、これですね。
裏側から作業は出来そうにないので。諦めます。
表から無理矢理抜こうとすると、取り返しがつかなくなるので。
リューターで削って行きます。
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- 頭の部分を
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- 慎重に削って
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- 持ち手を取ります
「持ち手」が取れたら、既製品の「持ち手」に交換です。
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- リュータで
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- 軸を削って
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- 抜きます
ケース内に残った軸も、リューターで最後まで削っていきます。
持ち手の裏には、同じような壊れ方をしない様。
しっかりと、帯鉄を入れて補強していきます。
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- フラットバーを曲げて
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- ギターケースの形状に合わせます
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- ボール盤で
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- 穴を開けて
確認。穴の位置、バッチリですね。
このように思い通りに行くと、嬉しいですね。
あとは、
完成
□ 修理期間 : ３日
□ 修理費用 : ¥ ２２,０００（税込）
※交換する「持ち手」は、お客様が用意されました。
◯ 期間・費用は、作業状況・修理内容によって変動しますので、あくまで目安としてお考えください。
◯色の補修は専門外の為、お受けする事ができません。