続きまして、持ち手 を詳しく見ていきます。
作り直すので、大胆にハサミでカット
細部のデータを取って、どのように作ってるのか観察していきます。
集まったデータを元に、製図を書いていきます。
製図を元に、型紙を作って → 革を裁断。
革のベースとなる芯には、強度に定評のある ブライドルレザー を使用。
ボンドを塗って、ベースを貼って → 包んだら。
あとは、鞄の金具に取り付けての作業となりますが。
制約の多い、難しい作業となります。
持ち心地を左右する、下側の革を貼ります。(オレンジ色の革)
25年間も使用されてるので、なるべくオリジナルに近く違和感の無いように製作してみました。
あとは、表革で包んで 手縫いしたら 完成です。
オリジナルの持ち手で、25年使用できた。と、言うことは。
倍以上もつとして、持ち手 だけなら。
最低でも、50年は大丈夫ですかね。
□ 修理期間 : 1日
□ 修理費用 : ¥ 22,000(税込)
◯ 期間・費用は、作業状況・修理内容によって変動しますので、あくまで目安としてお考えください。
◯色の補修は専門外の為、お受けする事ができません。