一晩、考えて。 一番良い方法で、修理していきます。
ちなみに、私が考えた「一番良い方法とは」
◯ 耐久性を上げる。
◯ フォルム(イメージ)は、大切にする。
◯ 無理な事はしない。
以上3点です。
イメージが固まったので、手を動かして行きます。
まずは、口元を開いて 手を入れるスペースを作ります。
次に、持ち手を取り外して詳細を確認します。
やはり、革は使用されていませんでした。

革漉き機で、3枚におろして。芯材を除去します。
- 痛んだ箇所は除去し、繋ぎます。
- この継ぎ目は、ベルトで隠れます。
除去した【 芯材 】分を、今度は【 本革 】を貼り付けていきます。
- 革にボンドを塗って
- 接着して行きます。
- ミシンで縫ったら

コバ処理をして、本体に戻し取り付けたら。
- 本体に差し込み
- 手縫いして
- 終わったら
- 口元を縫って
完成。
最初に掲げた条件は、クリアできました。
- before
- after
- before
- after
□ 修理期間 : 1日
□ 修理費用 : ¥ 11,000(税込)
◯ 期間・費用は、作業状況・修理内容によって変動しますので、あくまで目安としてお考えください。
◯色の補修は専門外の為、お受けする事ができません。



















