この度、世界一重たい木材 「リグナムバイタ」 を持ち込みで 「柄」 の加工を依頼されました。
リグナムバイタとは、ラテン語で「生命の木」
樹液が難病の特効薬として、1508年にヨーロッパの医者に紹介され
約2世紀に渡って高値で売買されていたそうです。
木材の特性は、非常に固く・耐摩耗性に優れてるとの事。
古くは、船舶のスクリューシャフトの軸受けに使われてたり
変わった物としては、ボーリングの球としても使われていたそうです。
その超希少な木材を使って、「ヘリ落としの柄」を作らせていただきました。
2本分しか取れないので、失敗は許されません。
なので、作業中の写真はありません。
材中(25%前後)の樹脂を含有してるだけあって、木を削ってるというよりか
超ー硬い粘土を削ってるような、不思議な感覚でした。
なかなか貴重な体験をさせて頂きました。