この度、ブログを見られた方から ギターケース の修理を頼まれました。
1974年 イタリア製 です。

修理箇所時は、【 持ち手の根革修復 】と【 蝶番の固定 】の2箇所。
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まずは、【 蝶番の固定 】から作業して行きます。
本体とフタとを繋ぎ止めてるストッパーのネジを外して、蝶番を止めてる【 釘 】を抜いていきます。
蝶番の変形してる箇所を修正。
ケースの内部を見ると、ヒビ割れ や 剥がれなど があったので、そちらから直していきます。
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- 材料を用意して
- 欠損部分を写し
- 型紙を作って
- 板に写します。

- ノコクズをボンドで練って
- 凹んだ部分に塗り込みます。
- 板を貼って整えたら終了。

もう1ヶ所も、同じ様に仕上げます。
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ヒビのの入った部分は、木工用ボンドを入れてクランプで固定して圧着します。
蝶番は 【 釘 】 から 【 木ネジ 】に変えて、長期使用に耐える様にしました。

木工と板金は、これにて終了。




















