続きまして、「型押し機」
ヒーターで熱した型板と油圧プレスを使って、牛革や豚革をクロコやトカゲのように模様を付ける機械となります。
型の種類は、約300種。右にも左にも奥の棚にも、びっちり収納されてました。
型板は上部に取り付けてあり、下の台が油圧の力で型板に押し付ける方法です。
油圧の力は250トン以上の力があります。
ヒーターの温度、押さえる時間及び力は、革の厚み・固さ・柔らかさ によって設定を変えてるようです。この時のヒーター温度は、80度の設定でした。
あと、お客さんの要望で強く押して欲しいとかにも対応されてるようです。
ちょうど、型板を取り替えての作業なりましたので興味津々で見させて頂きました。
作業1つ1つに意味があり、とても勉強になりました。
以前、革屋でアルバイトしてた時。型押しの依頼は、1000デシ以上でなければ受け付けてくれなかった事を記憶していますが、現在は状況が変わってきてるみたいですね。
作業中でもありながら、質問に気さくに答えて頂き、本当にありがとうございました。